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目の下のニキビの原因とは?予防法と悪化させないケア方法

目の下のニキビの原因とは?予防法と悪化させないケア方法

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朝、鏡を見たときに、目のすぐ下に小さなポツンとしたふくらみを見つけて気になった――そんな経験がある人は少なくないかもしれません。

昨日までは気づかなかったのに、今日はやけに目立って見える。コンシーラーで隠そうとしても浮いてしまい、外出中もつい気になって何度も鏡を見てしまう。日中できるだけ触らないように気をつけていても、何度も意識がそこに向いてしまう。そんな経験、覚えがあるのではないでしょうか。

数日たってもなかなか消えず、スキンケアを変えたり、洗顔を丁寧にしたり、メイクを控えてみたりしても、思うように変化が出ないこともあります。目の下や目元はとてもデリケートな部分なので、自己流でいろいろ試して悪化させたくないと感じる人も多いでしょう。

実際、目の下のニキビ目の周りにできる吹き出物やブツブツは珍しいものではありません。ただ、その正体は意外と分かりにくく、単純なニキビのこともあれば、ニキビみたいに見えるけれど実は別のものということもあります。

メイクの習慣、洗顔不足、ストレス、無意識に顔を触る癖など、日常の何気ない行動が、気づかないうちにこうしたポツポツにつながっていることもあります。

原因が分かれば、必要以上に肌へ負担をかけず、シンプルで安全なケアを続けやすくなります。

この記事では、目の下や目の近くにできるニキビ・ブツブツについて、よくある原因、日常でできる予防法、肌に負担をかけにくい一般的なケア方法を分かりやすく解説します。

目の下のニキビとは?

目の下のニキビとは、目のすぐ下や、その周辺のやわらかい部分にできる小さなポツポツ、赤みを伴う吹き出物、毛穴の詰まりなどを指します。

この部分の皮膚は、顔のほかの部位と比べて非常に薄く敏感です。そのため、小さなニキビでも、ほかの部位、例えばおでこやあごにできるニキビより目立って見えたり、違和感を覚えやすかったりします。

その見え方は個人差があります。

小さな赤い点のように見え、少しヒリヒリしたり、軽く痛みや違和感を伴うこともあれば、白っぽい小さな盛り上がりとして現れ、痛みはないのにいつまでも消えないといったものもあります。そのため、まぶたや目の横など目の近くニキビのようなできものを見つけても、これは一体なんなのだろうと戸惑う人は少なくありません。

一見ニキビに見えて、実際には稗粒腫(はいりゅうしゅ)のこともあります。 

稗粒腫とは、古い角質が皮膚の下にたまることでできる、白色〜黄白色の小さなポツポツです。見た目はニキビに似ていますが、皮脂や細菌によって起こる一般的なニキビとは性質が異なります。 

このように、見た目がよく似ているため、区別がつきにくいことはよくあります。そのぶん、間違ったケアをしやすい部位でもあるため、まずはどのような特徴があるのかを知り、刺激の強いアイテムを避けながら、適切な方法でケアすることが大切です。

目の下にニキビができる原因

目の下にニキビができるとき、原因がひとつだけということはあまりありません。

日常のちょっとした習慣が少しずつ積み重なり、肌へ影響していることもよくあります。どれも無意識にやってしまいがちなことですが、毛穴詰まりや小さなポツポツの原因につながる可能性があります。

目の下のニキビを招きやすい悪習慣には、次のようなものがあります。

  • メイクやスキンケア製品

アイメイクを日常的に行っていると、重めのテクスチャーや油分の多い製品が長時間肌に残り、トラブルにつながることがあります。コンシーラーやファンデーションを何重にも重ねたり、こってりしたクリームをたっぷり塗ったりすることで、皮脂や汚れがたまりやすくなり、目の周りのニキビを引き起こす原因になることがあります。 

また、夜にメイクを十分落としきれていないと、残った成分が毛穴をふさいでしまうこともあります。わずかな落とし残しでも、目の下のニキビにつながる可能性があります。 

  • 不十分な洗顔習慣

洗顔を短時間で済ませたり、すすぎが不十分だったりすることも、肌トラブルの原因になります。目の周りは、刺激を避けようと軽くしか触れない人も多く、そのぶん洗い残しが起こりやすい部分です。汚れや皮脂、洗顔料の成分が肌に残ると、時間とともに毛穴詰まりが起こり、目の周りのブツブツやニキビにつながることがあります。

こうしたトラブルを防ぐためにも、目元は強くこすらず、やさしく丁寧に洗うことが大切です。

  • 目の周りを何度も触る癖

無意識に目をこすったり、顔へ触れたりする癖がある人も少なくありません。そのたびに、手についた汚れや細菌が目元へ移り、デリケートな皮膚へ刺激が加わります。こうした刺激が繰り返されることで、目のきわ下まぶたブツブツニキビができることがあります。

頬杖をつく、顔に手をのせるといった何気ない癖も、同じ場所へ摩擦や圧が繰り返し加わるため、ポツポツや吹き出物の原因になりやすいです。

 

  • 髪の毛や外部からの刺激

髪の毛が顔に触れることも、肌トラブルの一因になります。

前髪やサイドの髪が目にかかっていると、頭皮の皮脂、ホコリ、スタイリング剤などが目の周りの肌に触れ、それが刺激になって赤いニキビや小さなポツポツを招くことがあります。特に刺激に反応しやすい肌質の場合は、こうした影響が出やすい傾向があります。 

  • ホルモンバランスや生活習慣の変化

毎日の生活リズムも、肌状態へ大きく関わっています。 

ストレス、睡眠不足、ホルモンバランスの変化などは、皮脂分泌が増えるきっかけになります。 皮脂が増えると毛穴が詰まりやすくなり、目の周りを含めた顔全体にニキビができやすくなります。 

目の下のニキビのようなブツブツ

目の下に、ニキビのように見える小さなポツンとしたふくらみができることがあります。サイズは小さくても、デリケートな場所だけにどうしても目についてしまうものです。普通のニキビと同じように、数日たてば自然に引くだろうと思っていても、そのまま長く残り続けることも少なくありません。

こうした「ニキビのように見える」目の下のブツブツの原因としてよくみられるのが、稗粒腫です。稗粒腫は、皮膚の内側へ白色〜やや黄みがかった小さなかたまりができる状態で、皮脂ではなく、ケラチンというたんぱく質が皮膚の内側にたまることで生じます。

見た目はニキビとよく似ていますが、性質は異なります。目の下のニキビは、赤みを帯びたり、少し腫れて見えたり、押すと軽い痛みや違和感を伴うことが多く、時間の経過とともに状態が変化しやすいです。一方、稗粒腫は、小さくかたいポツポツとして現れやすく、痛みはほとんどありません。長い間ほとんど変化しないことも多く、一般的なスキンケアでは変化が出にくいのも特徴です。

目の周りのニキビを防ぐ方法

目の下の肌を守るために、特別に複雑なケアをする必要はありません。この部分はデリケートなので、むしろシンプルでやさしい習慣のほうが、肌を清潔で落ち着いた状態に保ちやすくなります。

  • やさしく洗うことを意識する
    刺激を与えないように、朝晩2回を目安に、やさしい洗顔料で顔を洗います。 目の周りはこすらず、軽くなでるように洗い、摩擦をできるだけ避けることが大切です。 
  • メイクを落とさず寝ない
    寝る前には、必ずメイクを落としましょう。 わずかな落とし残しでも毛穴をふさぎ、目の下のニキビにつながることがあります。
  • 手で触る回数を減らす
    目をこすったり、何度も触ったりする癖はできるだけ避けたいところです。手についた汚れや細菌が肌へ移ることで、目のきわにニキビができやすくなります。
  • アイテムを塗り重ねすぎない
    目元へたくさんのアイテムや重いテクスチャーを重ねると、毛穴詰まりを起こしやすくなります。スキンケアはできるだけシンプルにし、この部分への厚塗りは避けるよう意識しましょう。
  • 髪や身の回りを清潔に保つ
    髪の毛、枕カバー、タオルなどには、皮脂や汚れが付着しやすくなります。こまめに洗濯し、顔へ触れるものを清潔に保つことが、目の下のニキビ予防につながります。 
  • 生活リズムを整える
    睡眠不足やストレスは、肌状態へ影響しやすい要因です。十分な休息をとり、できる範囲で生活リズムを整えることで、目元の肌トラブルを防ぎやすくなります。。

目の下のニキビのケア方法

目の下のニキビをケアするときは、他の部位以上に注意が必要です。この部分はとても薄く敏感なため、強い成分や適当に選んだ製品を使うと、かえって悪化してしまうことがあります。なるべくシンプルなケアを意識し、使うアイテムも慎重に選ぶことが大切です。

  • 外用薬によるケア

一般的なニキビケアで使われる成分として、アダパレンや過酸化ベンゾイルなどがあります。 これらの薬は、毛穴詰まりを防いだり、ニキビの原因となる細菌を減らしたりする目的で使われます。 

ただし、目の下や下まぶた周辺は特に敏感なため、目の際近くまで塗ると、乾燥や赤み、ヒリヒリ感が出ることがあります。 そのため、目の周りへ使用する際は慎重に様子を見ながら、自分の肌に合っているかよく見極めることが重要です。オンライン薬局お薬ショップなどで製品情報を確認しながら、自分の肌に合うものを探してみるのも一つの方法です。 

  • 抗生物質

ニキビが強い赤みを帯び、腫れたり痛みが出ている場合には、医師が抗生物質を使用することがあります。 抗生物質は一定期間のみ使われることが多く、ほかの治療法と組み合わせて行われることもあります。 ただし、目の下の小さなポツポツすべてに必要になるわけではなく、より炎症が強い場合に検討される選択肢です。 

  • 保湿とスキンケア

ニキビがあるときでも、肌のうるおいを保つことは大切です。 特に目の周りは乾燥しやすく、バリア機能も弱いため、軽めでやさしい保湿剤を使うことで、乾燥を防ぎ、肌の状態を整えやすくなります。肌が落ち着いた状態に保たれていると、目の周りのニキビも刺激を増やさずケアしやすくなります。 

まとめ

目の下のニキビは、小さなトラブルに見えても、デリケートな部分だけに気になりやすく、ケアに悩む人も少なくありません。メイクの習慣、洗顔不足、顔を触る癖、ストレスなど、毎日の何気ない行動が積み重なって、こうしたポツポツにつながることがあります。 

また、目の下のポツポツは、すべて一般的なニキビとは限りません。 稗粒腫のように、別のケアが必要になることもあります。

最近では、海外の薬個人輸入で購入できる外用薬を試そうと考える人もいるかもしれませんが、目元は刺激によるトラブルが起きやすいため、慎重に検討する必要があります。 

対処の基本は、シンプルでやさしいケアを続けることです。 肌を清潔に保ち、軽めのアイテムでケアし、目元へ刺激を与えないよう意識するだけでも、肌状態は変わりやすくなります。 

それでもなかなか改善しない場合や、いつもと違う違和感がある場合は、早めに専門家へ相談することが安心につながります。適切なケアを続けながら、無理なく付き合っていくことが大切です。 

よくある質問

Q1.なぜ目の下にニキビができるのですか?

A.毛穴詰まりやメイクの落とし残し、摩擦や刺激などが原因になることがあります。ホルモンバランスの変化やストレスが関わっている場合もあります。

Q2.目の下にニキビができるのは普通のことですか?

A.目の下にニキビができること自体はありますが、 皮膚が薄くデリケートな部分なので顔のほかの部位と比べると頻度は少ない傾向があります。

Q3.目の下にできたニキビをつぶしても大丈夫ですか?

A.おすすめできません。この部分はとても敏感なため、無理につぶすと強い刺激になったり、あとが残ったりするおそれがあります。

Q4.それがニキビなのか稗粒腫なのか、どう見分ければよいですか?

A.ニキビは赤みが出たり、痛みを伴うことが多いのに対し、稗粒腫は小さく白っぽく、かたくて痛みがないことが多いです。自分では判断がつかない場合は、皮膚科医に相談するのが安心です。

Q5.目の下のニキビはどのくらいで治りますか?

A.原因によって異なります。数日で引くものもあれば、もっと時間がかかったり、適切なケアが必要になるものもあります。

参考文献

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Nguyen HP, Katta R. Milia. StatPearls [Internet]. Treasure Island (FL): StatPearls Publishing; 2023. Available from: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK560481/

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